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第72期名人戦第1局

今年で4年連続9回目となる森内vs羽生の名人戦が開幕しました。開幕局は期待通りの大熱戦となりました。

森内名人が先手で戦型は相掛かりに。前期名人戦の第1局、第2局も相掛かりで、森内名人が「往復ビンタ」を食らわせて連勝スタートでした。

早めに9筋の位を取ったのが後手の趣向です。後手が7六の歩を狙って△8六歩と合わせてきたのに対し、先手は▲7七金。これに後手が△8七歩と打って飛車角交換の激しい変化に進みました。
20140409森内羽生1
先手は金銀バラバラでまとめにくそうに見えましたが、森内名人は▲6七飛の自陣飛車から陣形を上手くまとめ上げてみせます。
2日目が始まった時点で解説の木村八段は先手持ちの見解を示していました。ただ、これは好みが分かれるところで森内名人や木村八段のように受けが得意な人は先手でしょうが、攻め好きの人は後手を持ちたい人が多いかもしれません。私は正直どっちを持っても自信がないですね。力が強いほうが勝つという将棋だったと思います。

後手の手が難しいと言われていましたが、羽生三冠は△9三桂と跳ねてから△7四歩▲同歩△3六歩▲同歩△7四銀と仕掛けていきます。このあたり羽生三冠が上手く手を作って形勢は次第に後手ペースに。
20140409森内羽生2
後手の攻めが続き、流石の森内名人でも受けにくい格好となってしまいました。

終盤は森内名人が鋼鉄の受けで粘り、長手数の熱戦になりましたが逆転には至らず。羽生三冠が冷静な指し手を続けて逃げ切りました。総手数178手の大熱戦でした。

最近の2日制のタイトル戦は夕休前に決着がつく将棋が多かったと思います。9時過ぎまで(終局は21時54分)熱戦が続いたのは2日制では久々ではないでしょうか。
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[ 2014/04/10 06:34 ] 名人戦・順位戦 | TB(0) | CM(1)
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[ 2014/04/10 08:02 ] [ 編集 ]
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