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A級順位戦6回戦終了

A級順位戦は昨日の木村-佐藤康戦で6回戦が全て終了。

<藤井三浦戦>
 木曜日の▲藤井-△三浦戦は三浦が入玉模様の将棋を制して逆転勝ち。
序盤は、先手藤井の作戦勝ち。だが、後手も金銀を盛り上げて入玉の楽しみがある。
しかし、「入玉の楽しみしかない」のが実際で、藤井が指しやすい将棋だった。
巧く指していた藤井だが、決め手を逃し、泥仕合となる。最後は点数が足らなくなるとみた藤井が
投了。「まだ24点いけそうじゃないか?」と素人目には見えたが、どうも苦しいようだ。

終盤で崩れることが多い最近の藤井さんだが、なんだかスポーツでいう「イップス」みたいな状況なのではないか
と心配になる。
本局の序中盤もそうだったが、「構想力」に関していえば棋界で3本の指に入る、いや棋界随一といっても過言ではないくらいなので、なんとか復活してほしいのだが。

<木村佐藤戦>
5連敗の佐藤九段だが、棋王戦で挑決進出、王将リーグ次点と復調の兆し
対して木村八段は王位戦3連勝4連敗後、調子を崩している。
戦型は後手一手損角換わりvs先手早繰り銀の対抗形、前期A級順位戦▲木村△佐藤戦と同じ形になった。

kimura001

1図は今年前半のタイトル戦でよく見かけた局面。
この局面前述の木村佐藤戦以降、先手3勝、後手17勝と後手が大きく勝ち越しているのだそうだ。
後手が良いことは聞いていたが、ここまで差が開いているとは思わなかった。
先手の分が悪い局面に飛び込むわけだから、先手の木村としては何か新構想を用意していたのだろう。
その空気を察知した佐藤のほうから本局は手を変える。

しかし、佐藤の「変化球」に対する木村の一連の対応が巧かった。後手の新手△3三桂以降数手の応酬で木村がリード
を奪い、その後優勢を維持し続けた木村の勝ち。

佐藤は6連敗となり、残留が厳しくなった。


A級順位戦6局を終えて、現時点での成績をまとめると(カッコ内は順位)
5勝1敗・・・谷川
4勝2敗・・・森内(3)、三浦(8)、高橋(9)
3勝3敗・・・郷田(1)、丸山(4)、木村(5)、井上(10)
1勝5敗・・・藤井(6)
6敗・・・佐藤(2)

残留のほうは、藤井、佐藤いずれかが落ちることが確定。8回戦の直接対決で負けたほうは確実に降級
両者降級の可能性も高いが、順位の悪い井上が残り3連敗の可能性もあるからまだ分からない。

挑戦者争いは谷川が一歩リード。森内は竜王戦以降の不調もあり、降級の可能性のある藤井佐藤との対決があるのが逆にマイナス材料となりそう。谷川は次の7回戦藤井戦が大事な一局となると思う。ここで負けると一気に混戦となる、勝てばそのまま勢いで挑戦者となるだろう。
不気味なのは三浦八段。ここまで内容は決して良くないが、そういうときが一番怖い。8回戦の谷川戦に勝てば面白くなるだろう。

相変わらずのフィーリング予想ですが、挑戦者争いは本命谷川、対抗三浦とみます。







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[ 2009/12/19 23:01 ] 名人戦・順位戦 | TB(0) | CM(0)
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