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順位戦B級2組8回戦

実力拮抗のB級2組らしく、ねじりあいの熱戦が多かった。

森下九段対中田宏樹八段の将棋に注目して観ていた。
開幕前、この2人が昇級するのではないかと予想を立てていた。個々の対戦成績など全く調べない、適当な予想だけど。
森下九段のほうは残念ながら前回までに3敗してしまい、昇級争いからは後退していたが、中田八段のほうは2敗をキープしている。森下もここで勝てば、昇級争いに望みをつなぐことができる。どちらにとっても重要な一戦だ。

将棋のほうは△中田が左美濃の趣向をみせ、▲森下は早囲いで対抗、森下システムのような将棋になった。
途中、中田八段の飛角が、いわゆる「桂馬の褌」で両取りをかけられる。素人目には後手苦しいようにみえ、検討陣も先手乗りのコメントをしていたが、形勢はそれほど悪くなかったように思う。後手も先手陣にと金を作り、7筋に拠点を持っていたし、その後、取った桂馬で「桂馬の褌」のお返しがあった。もちろん、プロだから両取りをかけられるのも読み筋で、かけられても十分やれるとみていたのだろう。

終盤、先に寄せに行ったのは森下だった。しかし、中田八段の頑強な受けの前に撤退を余儀なくされる。最後の最後で待望の反撃が決まり、184手で中田八段が逆転勝ちをおさめた。

地味な組み合わせで解説も少なかったが、今期の順位戦でも1、2を争う名局だったと思う。



昇級争い単独トップの中村修九段は内藤九段との対戦だった。
矢倉模様から、先手の5手目▲6六歩をみて、内藤九段が△6四歩からの腰掛銀右四間飛車、これに対し中村九段が▲5七銀から四間飛車に振った。右四間飛車に対して有力とされている戦法で私もネット将棋で何度か使ったことがある。
お互い囲った後、先手が▲7五歩と桂馬の活用を抑え、7筋に飛車を回って△6三金と上がらせる。ここは先手のほうが良いようにみえた。
その後、振り飛車側から強引に捌く順もあったと思うが、受け将棋の中村九段は無理はせず、第2次駒組み。
90手過ぎまで駒組みが続く長い将棋になった。
結局、中村九段が優勢を守り勝ち。内藤九段も終盤盛り返したかに見えたが、先手が余していたようだ。


さて、第8回戦を終えての成績は以下の通り
【7勝1敗】中村修
【6勝2敗】中田宏、阿久津、野月
【5勝3敗】北浜、島、先崎、中川、飯塚
【4勝4敗】森下、南、神谷、安用寺
【3勝5敗】田中寅、佐藤秀、橋本、泉、青野、畠山成、窪田、桐山
【2勝6敗】土佐、内藤、森

昇級争いは中村、中田が自力。残り2戦あるので3敗上位の北浜、島あたりの昇級の可能性も十分ある。
以前のエントリでも書いたが、中田八段の昇級に期待したい。
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[ 2010/01/16 14:00 ] 名人戦・順位戦 | TB(0) | CM(0)
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