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第59期王将戦七番勝負第4局

ここ最近、公私共に忙しかったので更新が滞っていました。

さて、17日~18日の王将戦第4局、
久保棋王が後手ということで、やはり予想通りゴキゲン中飛車、対する羽生王将が「丸山ワクチン」から左美濃に組む作戦に出た。

封じ手直前、羽生王将が玉頭から積極的に仕掛ける。検討陣も予想していなかった早い仕掛け。このタイミングなら後手の4二の銀と3二の金を無力化することができると考えたのだろう。大局観に明るい羽生さんらしい仕掛けだなぁと思ってみていた。このあたりの考え方は観ていて参考になる。

2日目、羽生が▲2三角と打ちこむ(第1図)、これに△同金は先手が良さそうだ。
羽生久保
ここで△3一金と引いた手が、馬を作られてしまうので指しにくいが好手だったようだ。大山十五世名人の将棋を思い出させるような、渋い金引きだった。

しかし、先手の玉頭からの攻めはなかなかふりほどくことができず、第2図を迎える
羽生久保3
ここで羽生は▲3三馬!と桂馬を補充。狙いは▲8四桂だ。馬を捨てても▲8四桂で勝ちとみたのだろう。
しかし、ここで△3三銀と馬を取らずに、△7七歩成が利いた。△7七歩成に直ぐ▲8四桂としたが、いったん▲同銀と手を戻すほうが優ったようだ。▲8四桂に対する△同銀が冷静な応手で、以下は久保優勢となった。

最後はあっさり、74手の短手数で羽生王将が投了。これで久保挑戦者の3勝1敗となった。

今期は羽生王将の「マジック」的な手(例えば前局の△7六飛、本譜の▲3三馬)にも冷静な対応をみせている。このまま勢いに乗って奪取しそうだ。特に次局、第5局が先手番なのが大きく、おそらく主戦の石田流を投入するであろう。逆に第5局石田流で取れないようだと羽生王将に流れが傾いてしまう可能性がある。久保挑戦者からすれば、次局で一気に決めたいところだ。


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[ 2010/02/20 00:42 ] 王将戦 | TB(0) | CM(0)
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