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振り飛車は角のニラミが命?



最近、指す将棋のほうでは(角道を止める)三間飛車を使うことが多くなった。銀を5七から4六に使えるのが個人的には好みである。場合によっては3七銀引と固めることもできる。相手の作戦に応じて銀の動きを変えられるのが三間飛車の魅力だと思う。

三間飛車といえば、コーヤンこと中田功七段が有名だ。その中田七段の師匠は、故・大山康晴十五世名人。大山先生はいわずと知れた振り飛車の大家で、三間飛車も得意とされていた。

上の動画は、1985年のNHK杯、二上九段戦のもの。
先手大山先生の三間飛車に二上九段は玉頭位取りを採用。
大山二上
第1図、▲7五歩に△3一角と引いたところ、7五の歩を守るには▲6八角と引くのが普通に見えるが、大山は▲6五歩と角道を開けて大捌きを見せる。△7五角には、丸田九段の解説にもあるように▲4五歩△同銀左▲4四角△5七角成▲同金△4四歩▲7一角で決まってしまう。飛車が逃げれば次の▲4四角成が厳しい(銀香両取り)

よって後手は△8四飛と自重した。この後も角は引かずに7七のままで敵陣にニラミを利かせる。
oyama,hutagami
第2図、依然として△7五角とは取れない(▲3三角成~▲7五飛がある)。しかも次に▲3四歩と打たれると困るので△3四銀打と辛抱。これには手順に▲4六銀と上がる手が味が良い。以下、大山がリードを守って103手で勝ち。

ギリギリまで角のニラミを利かせる大山先生の指し回しは非常に参考になる。
そういえば、弟子の中田七段は、『最新戦法の話』でのインタビューでこう答えていた。
石田流は組み方がよくわからない。自分の好みに合わないのです。・・・(中略)
だけど、石田流にするためには、角を引くなどして、自分からこのラインからはずれてしまう。角がこのラインからズレると、穴熊がとても堅く見える。
「振り飛車の長所は?」と聞かれたら、私は真っ先に「角が敵陣をにらんでいることだ」と答えます。だから、コーヤン流は角に頑張ってもらうための戦法なんです。 
最新戦法の話、p244


やはり、この師弟はどこかで深く血がつながっているのかもしれない。
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[ 2010/02/25 22:21 ] 将棋 | TB(0) | CM(0)
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